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『60分のマッサージお願いします』言われたりしませんか?
お客様の言葉につられて『60分のマッサージですね』と言ってませんか?
実はコレとても気をつけておかないといけないポイントです。
今回は、以下3点をわかりやすく紹介していきますね。
- マッサージとリラクゼーションの違い
- リラクゼーションセラピストが気をつける言葉
- リラクゼーションサロンだからできること
マッサージとリラクゼーションサロンで提供しているサービスの違いは3つ
マッサージとリラクゼーションサロンで提供しているサービスの違いは3つ。
- 職業(資格)
- 場所
- 目的
お客様にとって、治療院で受けるマッサージもリラクゼーションサロンで受けるボディケアなどの違がしっかりわかる方は少ないでしょう。
でも、私達セラピストにとって大きな違いがあります。
マッサージをすることができる人は、『あん摩マッサージ指圧師』と『医師』です。
あん摩マッサージ指圧師になるためには、養成学校で勉強し国家資格の試験に合格する必要があります。
リラクゼーションセラピストには、国家資格はありません。
大体のサロンでは、民間資格やスクール、研修などで知識と手技を身につけてから店舗でデビューします。
資格やスクール・研修の種類によって学ぶ内容も違いセラピストのレベルも異なります。
あん摩マッサージ指圧師とリラクゼーションセラピストは働く場所が違います。
あん摩マッサージ指圧師は、病院・治療院で働きます。
リラクゼーションセラピストは、癒やしを提供しているサロン(たくさんの種類があり)で働きます。サロンのコンセプト環境・価格帯は様々です。
自分にあったサロンを選ぶことが出来ます。
マッサージとリラクゼーションは目的が違います。
マッサージの目的は、病気を治す(医療行為)ことです。
- 病気を治す
リラクゼーションの目的は、心と体の休養(リラックス)、気晴らし、緊張の緩和になります。
- 心と身体の休養(リラックス)
- 気晴らし
- 緊張の緩和
リラクゼーションセラピストが使ってはいけない言葉!!
リラクゼーションセラピストは、『マッサージ』以外にも気をつける言葉があります。
- マッサージする
- 診断する
- 治す 治療する
お客様は何かしらのお疲れの状態で来店されます。
『先週から肩が上がらないの?四十肩かしら?』
『腱鞘炎かと思うんだけど・・・・?』などとおっしゃる場合があります。
病名や、症状を診断できるのは医師のみになります。
『腱鞘炎かもですね』とか『四十肩でしょうね』と言ってはいけません。
診断したつもりはなくても、お客様は『やっぱり腱鞘炎なのか』と診断された思ってしまう可能性があります。
『病院には行かれましたか?』と確認し、必ず医師に相談するようにお伝えしましょう。
リラクゼーションサロンでは、『心と体の休養、気晴らし、緊張の緩和』を提供します。
医療行為かと勘違いさせてしまう言葉は使用してはいけません。
お客様に『治す』『治療する』という言葉はもちろんNGです。
リラクゼーションだからできること
なんだリラクゼーションセラピストはただ癒すだけかぁ・・・・・
そんな風に感じたら、ちょっとお待ちください!
サービス業だからこそできることもあります。
- 施術の時間やコースをお客様と相談しながら決めることができる
- セラピストを指名できる
- 癒やしの空間を提供できる
リラクゼーションサロンでは、お客様と相談して施術時間やコースを決めることができます。
特に揉みほぐしてほしい部位などの要望を聴き取り答えることができます。
病院でマッサージが気持ちがいいからといって、延長60分をお願いしている患者さん見かけませんよね。
多くのリラクゼーションサロンでは、指名制をとっています。
いつものセラピストを指名することで、安心して施術を受けることができます。
また、お客様は合わないセラピストを逆指名することもできちゃいます(^_^;)
リラクゼーションサロンでは癒やしを提供しています。
サロンの環境もお客様がリラックスできるように考えられています。
音楽、照明、香りとサロンを演出することができます。
木をメインにした内装で、ヒノキの香りがあふれるサロンにいったことが。
空間にいるだけで癒やされる・・・すてきなサロンでした!
まとめ
いかがでしたか?
マッサージを業として行うことができるのは、国が認める、『あん摩指圧マッサージ師』と『医師』のみになります。
あん摩指圧マッサージ師でも医師でもない、リラクゼーションセラピストはマッサージという言葉を使用することはできません。
うっかり使用してしまわないように気をつけましょう!
サービス業だからできることに目を向けて強みにしていきましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうござました。