【求人】どこで働く?リラクゼーションサロン選びのポイント

selective focus photo of woman getting a massage

面接をしていると、サロン選びに迷っている人に多く出会います。

リラクゼーションサロンといっても、サービスの種類はサロンによって違います。

働いてみて『なんかイメージとは違った〜』ってことになると、時間も労力ももったいない!

今回は、サロン選びのポイントを私の体験を踏まえ紹介していきます。

これからセラピストをなろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。

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リラクゼーションサロンの施術の内容

リラクゼーションサロンといっても、サロンによって提供している施術の種類はそれぞれです。

超超かなりざっくり、2種類です。

  • ドライトリートメント
  • オイルトリートメント

ドライトリートメントは、基本的にお客様の洋服の上から施術を行います。

オイルトリートメントは、オイルを使ってお客様の肌に直接、施術を行います。

以下のような種類があります。(一部)

ドライトリートメント

・タイ古式ストレッチ

・ボディケア・もみほぐし

・整体

・カイロプラクティック

・スポーツストレッチ

オイルトリートメント

・アロマオイルケア

・リンパドレナージュ

・フットケア・リフレクソロジー

自分がどんな施術をしたいのか、気になるサロンがどんな施術をしているのか確認してみてくださいね。

働くサロンを知ろう!求人情報の見方

サロンを選びの大きなポイントは、完全歩合制(業務委託)か固定給制です。

  • 完全歩合制(業務委託)
  • 固定給制

完全歩合制(業務委託)

完全歩合制(業務委託)とは、成果に応じて報酬額が支払われる制度です。

リラクゼーション業界では多くのサロンが完全歩合(業務委託)を採用しています。

完全歩合制(業務委託)は人によっては、固定給制より稼ぐことが可能といわれています。

実際に、収入が足りずに生活が出来ないと他の職業い転職される人も多くいます。

固定給制

固定給制の会社で働く場合は、施術時間に関わらず毎月同じ金額(月給)や、働いた時間によって収入(時給)を得ることが出来ます。

施術人数や時間に対してお給料が変わらないことで、モチベーションが維持しにくいと感じるセラピストもいます。

固定給制のサロンで、指名料を歩合にし、指名=収入に直結することでモチベーションに繋げているサロンもあります。

固定給制と完全歩合制(業務委託)のどちらがいいというものではありません。

それぞれの、メリット、デメリットを記事にしました▼

crop anonymous financier planning budget writing numbers in notebook 本当に稼げる?リラクゼーションセラピストの完全歩合制のメリット・デメリット gold colored coins near calculator リラクゼーションサロンの固定給制のメリット・デメリット

未経験者OK

求人サイトで『未経験者OK』・『未経験者歓迎』という文言を見かけたことがあるかと思います。

リラクゼーション業界では、他職業から転職されて来られる人も多く、求人に『未経験者OK・未経験歓迎』である場合が多いです。

『未経験者OK・歓迎』の意図とは?

サロンの状況によって『未経験者OK』の意図が変わってきます。

  • 研修制度やフォロー体制が整っている
  • セラピストを育てていきたい

独自の研修制度やサポート体制があり、未経験でも積極的に採用をできる環境を整えているサロンは多いです。

  • とにかく人が足りない
  • 間口を広げて応募者を募りたい
  • セラピストがすぐに辞めて人手不足が日常

リラクゼーション業界は、離職率が高いといわれています。

セラピストが定着せず常にスタッフ不足で、求人を出し続けているサロンもあるようです。

研修制度はある?

研修制度の有無もサロン選び大きなポイントになります。

未経験者はもちろん経験者も、定期的に研修制度があるサロンだと、学びのきっかけにもなります。

入店してからも技術を磨いていくことが、セラピストとして長く仕事をしていく上で大切です。

技術向上のための講習会や勉強会、スクールもありますが、高額なものも多く金銭的な負担を考えるとサロンに研修制度があると助かります。

【体験談① A店】

私が初めてリラクゼーションセラピストとして働いたのは、オープンしたてのサロンでした。スタッフは店長と私の2名のスタッフで完全歩合制でした。未経験OKの求人で、技術は店長の空き時間に教えてもらえるとの話でした。

店長がお客様に行っている施術を見ながらメモをとり、見様見真似で練習しフリーのお客様を施術させていただく状態が続きました。今思えばなんて恐ろしいことをしていたのかと思います。

休日に他店の施術を受け、スクールに通い収入以上に支出が多い時期が続きました。

時間的にも金銭的にも辛く、辞めようと思いながらも約2年お世話になりました。

【体験談② B店】

2店舗目にお世話になったサロンは大手サロンでした。

未経験歓迎の求人で、入店前に1ヶ月〜2ヶ月の研修期間がありました。研修期間は雇用形態によって無給でしたが、金銭的負担を考慮して奨学金制度もありました。施術はもちろん『筋肉とは』といった基本知識から、店舗での接遇、まで未経験者が学ぶ制度がしっかり整っていました。施術はマニュアル通りに行い、手技は統一されていました。

また、入店後も定期的にブラッシュアップ研修があり、資格取得の費用に関しても支給されていました。

研修センターの場合はセンターの立地によって便利さが変わってきます。

こころ
こころ

研修センターでは、セラピスト仲間がたくさんできました!

勤務条件

勤務条件が希望の範囲内かどうか、サロンを選びの大切なポイントになります。

  • 勤務時間
  • 勤務日数
  • 休日
こころ
こころ

長く働く際に、勤務時間や休みは重要ですね。

サロンの雰囲気や働いているセラピストの雰囲気

サロンはコンセプトによって雰囲気が随分変わります。

高級感のあるサロンでは、セラピストもホテルのコンシェルジェのような対応だったり、

アットホームなサロンではセラピストも少しフランクな対応だったりします。

こころ
こころ

サロンによっては、え?居酒屋?っていうような

元気いっぱいの活気ある『らっしゃいませ〜』を発しているところもあります。

どちらがいいというものではありませんので、自分に合うかどうか実際サロンに来店して確認してみてくださいね。

サロンの立地・価格帯でお客様が変わる

サロンの立地や価格帯で、どのようなお客様が来店されるか変わってきます。

駅近くや商店街の中、ビジネス街、ビジネスホテルとリゾートホテルでは利用してくださるお客様は違います。

また、同じような立地であって価格帯によって変わってきます。

どのようなお客様の施術を行いたいかでサロンを選ぶセラピストもいます。

こころ
こころ

色々な国のお客様の施術をしたいと

外国人が多く泊まるホテルサロンに転職されたセラピストもいました。

通勤時間・交通費も考えよう

サロンの立地によって通勤時間、通勤手段、交通費が変わってきます。

固定給制で交通費支給の場合は、金銭的な心配ありませんが、

完全歩合制(業務委託)の場合は交通費は自分で出すことになるので注意が必要です。

また、サロンの集客力も考える必要があります。

家から電車で1時間の繁忙店と家から電車で10分の閑散店では、

繁忙店を選んだほうが交通費や通勤時間を差し引いても稼げる場合もあります。

こころ
こころ

残業したら帰る手段が無くなってしまった・・・・

時間帯によっての通勤手段も考えないと〜。

どんなサロンで働きたいか、優先順位を決める

どんなサロンで働くか自分が思う条件を整理します。

条件すべてにあうサロンはおそらくありません。

条件の中で優先順位を決めてサロンを探すといいですよ。

【例】

・研修制度がしっかりしている

・月18万

・タイ古式、リフレクソロジー

・深夜勤務なし

・女性専用サロン

・通勤時間1時間

・物販やノルマなし

上記のように希望の条件を書き出し、優先順位をつけていきます。

優先順位が決まったら条件にあうサロンを探します。

私は自分決めた優先順位が4位くらい希望に叶っていればいいかなと思ってサロンを選んでいました。

研修制度がしっかりしていれば通勤時間は少し長くても妥協しよう!といったイメージです。

どうしても譲れない希望をしっかり確認することでサロン選びの失敗を減らせることができます。

働く前にお客様として体験する

働きたいと思うサロンがあったら、面接を受ける前に、お客として来店することをおすすめします。

実際のサロンの雰囲気や働いているセラピストの見ることで、イメージがつけやすくなります。

ホームページではいい感じに見えても実際行くと、違っていたり雰囲気が合わなかったりします。

また、お客様の目線で見ることができるいい機会でもあります。

来店後はメモに残しておくことで、実際に働きはじめてお客様の気持ちを知りたいなと感じた時にとても助けになります。

【メモ 一部抜粋】

◯月◯日(水)13時〜

〇〇◯ 〇〇店 アロマ60分 12,000円

エレベータのサロンの札がはがれかけていて安っぽさを感じた。少し汚いし

受付のセラピストさんが綺麗!この人と一緒に働けると思うと楽しみ。

コースの説明もしっかりしている。

接遇の教育とかしっかりしているのかな?

施術室が以外に狭い。

整理整頓されてるけどなんかプロっぽくない?なんでだろ?

施術最後に使用しタオルの香り微妙・・・半乾き?まさかね

よくよくみると隅っこにホコリ積もってる・・・。

こんな感じのメモを私はとっていました。今でも、他店に行った際は必ず残しています。

自分が気になった点は、気をつけるようにしています。

気になることは面接で質問する

面接では気になることはすべて質問するようにします。

聞きたい内容をまとめておきましょう。

特に給料、報酬、研修制度や休みのとりやすさ、わからないことがあれば何でも聞いたほうがいいです。

確認しないまま働き始めてやっぱり違った、勘違いしていた・・なんてことにならないように思い切って聞いてしまいましょう!!

もし、嫌な顔をされり、ごまかされたらそのサロンはおすすめできませんね。

私は面接で、

「◯月(翌々月)にハワイにいきたいので、2週間の休みをとりたいのですが可能でしょうか?」

「ハワイではサロンめぐりをしたいと思っています。金銭的にもこのタイミングでしか行けないので」

といったことがありました。

月給制の募集でしたのが、旅行から戻るまでは時給制で働かせていただく事になりました。

またオーナーが偶然、ハワイで働いていた経験のある方で、おすすめのサロンを教えてもらうことができました。

こころ
こころ

ダメ元でも言ってみて良かった〜(^.^)

まとめ

サロン選びについて紹介してきました。

一日の多くの時間過ごすサロン選びは重要です。

どんな施術がしたいのか?

研修制度があるのか?

無理なく通勤できる立地か?

雇用形態、契約は?

お店の雰囲気は?

サロンの立地やサービスの価格帯によって、お客様の層も変わってきます。

求められる接遇も変わります。

まずは、自分の中の譲れないものも軸に働くサロンを選んでみてくださいね。

こころ
こころ

最後までお読みいただきありがとうございます。

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