記事のプロモーションを含みます
- インターバルが足りない!
- 時間が気になって接客が雑になる
- 無理のないインターバルってどのくらい?
インターバル足りてますか?
インターバルが足りなくなる原因と対策についてまとめました。
新人セラピストやサロン選びの参考になれば嬉しいです。
インターバルとは?
リラクゼーションサロンでは、予約の前後にある程度の時間を空けています。
この時間の事を『インターバル』呼んでいます。
インターバルですることを整理してみました。自店と比べてみてください。
- 次のお客様の情報確認
- 来店時の受付
- お手洗い確認
- ベットに移動
- お客様の着替え
- 主訴、NG箇所の確認
- お客様の着替え
- 会計
- 次回予約
- お見送り
- 消毒ベットメイク
サロンによっては、お客様に飲み物の提供があります。
また、セラピストもインターバル中に、消毒、お手洗いや水分補給をします。
インターバルの時間は、サロンによって違います。
単価の安いお店は、インターバルは短い(5〜10分〜)場合が、
単価の高いお店は、インターバルが長い(20分〜30分〜)場合が多いようです。
私は経験がありませんが、インターバル0分〜5分のお店もあるようです。すごいですね(^_^;)
インターバルが短いメリット・デメリット
インターバルを、店舗(経営者)、セラピスト、お客様の3つの視点でのメリット・デメリットをまとめました。
インターバルが短いメリットは、
- 稼働時間が長くなり、売上があがる
- 返客が減る
施術できる時間が長くなれば、お客様をお断りする(返客)の可能性が低くなり売上が上がります。
特に当日予約のお客様が多い店舗は、インターバルの時間によって売上の影響は大きくなります。
インターバルが短いデメリットは、
- ゆっくりしたいお客様から選ばれにくくなる
- 労働環境によりセラピストが続かない、辞めてしまう
サロンで施術前後にゆっくりとしたいと思っている、お客様からは選ばれにくくなります。
過度に短いインターバルだと、セラピストが続かない、辞めてしまうこともよくあることです。
インターバルが短いメリットは、
- 施術稼働時間が増え稼げる
- たくさんのお客様に施術ができる
- 短時間で複数のタスクをこなすスキルができる
完全歩合制の場合は、施術できる時間が変わり報酬にも影響が出てきます。
インターバルが短いデメリットは、
- 水分補給、お手洗いに行けない
- 時間に追われ、精神的負担が大きい
- お客様に寄り添ったサービスがしにくい
インターバルが足りない状態が続くと、水分補給やお手洗いに行くことなく次のお客様の施術になります。
あまりに続くようであれば、労働環境が良いとは言えません。
また、お客様によって、身支度にかかる時間、移動にかかる時間が違います。
お客様に寄り添ったサービス(接遇)を提供ができずもどかしい・申し訳ないと感じることもあります。
インターバルが短いデメリットは、急かされる、掃除やサービスが行き届かない点です。
お客様から頂いたご意見です。
・事前予約し時間どおりに来店したが、セラピストは清掃していてしばらく来なかった
・更衣室のゴミ箱にゴミが残っていた
・コースを変更したかったのに、スタッフが急いでいて言いづらかった
・施術後の白湯をゆっくり飲みたかったが、忙しそうで一気のみした。時間がないなら出さないで欲しい。せっかく施術が気持ちよかったのに台無し
・ベットに前の人の匂いが残っていて気持ち悪かった
・セラピストが頻繁に時計(時間)を気にして落ち着かなかった
清掃が行き届いていない、セラピストが忙しそうとお客様が感じている状況は、もしかするとインターバルが足りず慌てていたのかもしれません。
インターバルが短いメリットは、『予約が取りやすい、時間がかからない』っとメリットを感じる点もあります。
インターバルが足りなくなる原因と対策
インターバルが足りなくなる原因は主に3つあります。
- お客様によるもの
- セラピストのスキルによるもの
- 不可抗力(しかたない・・・。)
お客様が予約の時間に来店されないと、インターバルの時間が減ります。焦りますよね・・・。
高齢だったり、足が不自由だったり、お客様の着替えにかかる時間、移動にかかる時間が違います。
- 予約時間になっても来店されない
- お着替えの時間、移動時間が想定よりかかる(足が不自由、高齢)
・時間に遅れる場合は連絡をいただけるように案内(常習犯はお断りも!)
・時間によってはコース変更やキャンセルの可能性がある事を案内
・準備のお時間を要するお客様は、予約時間を空いている時間へ調整や、事前にインターバルを多めに確保
新人セラピストで、施術時間を超過してしまうケースを見かけます。
施術に時間配分がわからない、施術に自信がなく少し長めに施術してしまうなど。
- 時間通りに施術が終わらない
- 受付・会計の操作に時間がかかる
施術の全体の構成を考え、時間内に施術できるように練習
個人の受付、会計(レジ)スキルを上げる
・空き時間に操作練習する
・他のセラピストの手伝いをする
・ロープレする
チームワーク
・ベットメイクや、受付、会計フォローをする。
※自分以外の予約状況も確認し、お店全体の状況を把握できるようになるとGOODです。
施術時間を少し長くしたからといって、お客様の満足度が上がることはありません。
店内にお手洗いがなく、テナントのお手洗いを使用している店舗があります。
お手洗いの場所が離れていると、インターバルが足りなくなってしまいます。
施術中にTEL対応をすることがあります。TEL時間が長くなるとインターバルがなくなります。
大手のチェーン店では、予約専用のコールセンターがあり、施術中は転送できるようです。
- お手洗いが遠い
- TEL対応
・予約時に、店内にお手洗いがない事、来店前にお手洗いを済ませていただくように案内
※お着替え後にお手洗いに行きたくなるお客様も多いので、柔軟な対応が必要です。
・折り返し対応
・留守電機能を活用
結論!インターバルは20分は必要
理想のインターバルの時間はどのくらいでしょか。
お店のコンセプトや単価、店内のお手洗いの有無、TEL対応(予約コールセンターの有無)によっても変わります。
また、セラピストのスキルでも大きく変わってきます。
個人的には、施術の前後で10分ずつ合計20分あるといいのかと思います。
お手洗いが店内にない場合でも、お手洗い、水分補給もできます。
お客様が少し早くこられても対応できます。
まとめ
日常的に、インターバルが足りなくてお客様にご迷惑をかけてしまうなら、ルールを変更することも必要だと思います。お客様から頂いたご意見を見返してみるのも効果的です。
インターバルが足りなくなる原因を考えて対策してみてくださいね。
これからセラピストなろうと思っている人は、面接時にインターバルについて質問するのもいいですね。
働くイメージがしやすいと思います。
失敗しないサロン選びの記事こちらも参考にされてください!!
【求人】どこで働く?リラクゼーションサロン選びのポイント最後までお読みいただきありがとうございました。